【絵が下手でも大丈夫!】アニメに携われる仕事6種を徹底調査!

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アニメに携わる仕事と言われてあなたはいくつ想像できますか?

最近では、アニメを見ることが生き甲斐なんて方も多くなりました。

その影響で、「将来はアニメに携わる仕事がしたい」と考える方も増えつつあると感じます。

例えあなたに絵を描く才能がなかったとしても、アニメに携わる仕事はたくさんあります。

今回はアニメに関連した人気のお仕事を6つピックアップしてご紹介します。

1.アニメ制作進行スタッフ

アニメ制作会社では、原画や動画などアニメの絵を実際に描くアニメーターの他にも多くの役割があります。

その中でも、絵を描く必要はなく、アニメ制作の全体を進行管理をするスタッフがいます。

どのアニメーターやスタジオに原画や動画を発注するのか決めたり、出来上がった原画や動画を回収したり、納期内にアニメを作り上げる為に現場全体を管理するスタッフがアニメ制作進行スタッフです。

原画マンや動画マンがしっかり納期に間に合うように、常に周囲の進捗を把握したり、監督やプロデューサーの指示通り現場が回るよう調整をします。

また予期せぬスケジュールの遅延などの調整をするのも仕事です。

トラブルでアニメーターの人員が不足した場合は、別の人員を手配するなどして、アニメ制作が放送日に間に合うように裏で支える仕事です。

アニメーターやプロデューサーなど他のスタッフのスケジュールにかなり左右されるので、勤務時間は不規則になったり、残業が深夜までということも多くなります。

柔軟なスケジュール管理能力、コミュニケーション能力、納期が迫っているときの深夜残業に耐えられる体力が必要になります。

アニメスタッフの一員として、作品を一丸となって作り上げる喜びは、アニメ好きにとっては何物にも代えがたいものです。

2.アニメ声優

声優は大変人気のあるお仕事です。

アニメは絵だけではなく、声優がキャラクターに声をあてることで初めて息が吹き込まれます。

声優の演技が魅力的であればあるほど、キャラクターは深みが増し、更に作品全体の質を押し上げていきます。

声の良さだけではなく、声だけで感情を表現する演技力や、幅広いバリエーションの声質などが求められ、何よりも個性も重要です。

声優になるためには、声優の専門学校や養成所に通い、基礎から学ぶ方法があります。

プロの声優からの直接指導も受けられ、仕事の紹介につながる場合もあります。

その後、声優事務所(声優プロダクション)に所属します。

事務所に所属しそこでマネジメントをしてもらいながら少しずつ実績を重ねていきます。

声優はオーディションによって役を手にすることができます。

有名なベテラン声優さんでも、仕事はオーディションで獲得することが少なくないようです。

自分が出演した作品が、爆発的な人気になり長期アニメ化して自分の代表作品になることもあるでしょう。

最近では、声をあてるだけではなく、顔出しをしてライブやイベントをやるなど、アイドルのようにファンの方と触れ合う活躍をすることも声優の一つの仕事となりつつあります。

3.キャラクターグッズ制作メーカーの社員

アニメ化した作品は、必ずグッズ展開も同時に行われます。

アニメはキャラクター商品を売る事が一番の利益につながります。

様々なキャラクター商品は、アニメのグッズを企画・販売する会社によって製作されています。

文房具やポスター、フィギュアをはじめ、クレーンゲームのプライズ景品などにもアニメ作品のグッズが多く取り扱われています。

どんなグッズを作り、販売していくかを決め、実際に製造し販売までするのが、キャラクターグッズ制作メーカーになります。

企画部門のスタッフは、絵を描く必要はありません。

どんなグッズを制作するか企画をしたり、アニメ制作会社の人との打ち合わせをしてヒアリングをしながら企画を立案していきます。

デザイナーにイメージを伝えてイラストを作成してもらったり、製造メーカーへ実際の商品の製造を依頼するなど、商品企画に必要な工程を全てに関わっていきます。

社内外の多くの人との折衝が必要になりますので、コミュニケーション能力も求められますし、何より企画力も必要になります。

実際に出来上がった商品がお店に並ぶというのは、アニメファンにとってはたまらないものです。

自分が好きなアニメ作品のグッズを作れるチャンスも訪れるかもしれません。

4.漫画の編集者

アニメはほとんどの場合、原作の漫画が人気になりアニメ化をする形になります。

絵を描くのが苦手な場合でも、出版社で漫画雑誌の編集者になることは可能です。

編集者に必要なのは、画力ではなく漫画を見る的確な眼です。

漫画は漫画家が描きますが、編集者は漫画家の陰となり日向となり、より良い作品作りのバックアップをする存在です。

編集者との何気ない雑談からアイディアを得た漫画家が、面白い漫画を作る事もありますし、編集者が提案した題材をヒントに漫画家が物語を膨らませて傑作が生まれることも多々あり、作品制作に携われる面白さや喜びは無限にあります。

編集者は読者第一号として、出来上がった漫画の面白さを冷静な眼で判断します。

時にはリテイクをしたり、作家ととことん話し合ったり、作者の個性や描きたいものを大切にしながら、読者が求めている面白さになるよう徹底的に向き合っていきます。

大手出版社だけでなく、web掲載の漫画を運営・企画している編集プロダクションに就職する方法もあります。

以前は大手出版社の作品がアニメ化になりやすかったですが、電子書籍やアプリの普及で、漫画は紙媒体だけではなくネットでも多くの作品が読まれるようになり、現在は多くの人に支持されていればwebや漫画アプリでの連載作品も、アニメ化や映像化のチャンスがあります。

作家と多くの読者から支持をされる作品を共に作っていくことで、アニメ化に将来なる原作漫画に育て上げていくことが可能です。

5.ライトノベル作家

特に深夜アニメなどは、ライトノベル原作のアニメが数多く放送されています。

絵を描くのが苦手な場合でも物語が作れるのであれば、ライトノベル作家を目指してみるのも良いでしょう。

ライトノベル作家になるには、現在多くの出版社で新人賞などを募集していますので、そこに作品を投稿して入賞をしたり、また編集部に直接作品を持ち込みするなどして認められればプロの作家としてデビューします。

または、小説投稿サイトなどにオリジナルの小説を発表し、編集者の目に留まってスカウトをされてデビューする場合もあります。

魅力的なキャラクターと引き込まれる物語を創造する力が必要になります。

また文章力は当然のことながら、より読者に内容を伝えるための表現力なども必要になります。

根気強く一つの作品を書き上げるのは大変な忍耐力が必要ですが、自分の中で思い描いていたストーリーが形となり、読者に届けることができるのは幸せな仕事です。

ライトノベルはファンタジー作品が多いですが、もちろん学園モノや恋愛モノなど、ジャンルは多岐に渡ります。

人気作品となればアニメ化のオファーも舞い込んできます。

自分が頭の中で創り上げたキャラクターや物語が、いつの日かアニメ化しテレビの中で喋り動く姿をみられるというのは、まさに夢のようなお仕事です。

6.ゲームクリエイター

人気アニメ作品はゲーム化する可能性が高くなります。

家庭用ゲーム機だけでなく、最近ではスマホでプレイできるソーシャルゲーム化する場合も増えています。

ゲームを作るには多くの役割があり、その中でイラストやCGなどははイラストレーターやCGデザイナーが作成します。

絵を描くのが苦手な場合でも、ゲームプランナーやプログラマーとしてゲーム作りに携わることが可能です。

アニメの世界をゲームに移し、自分で大好きなキャラクターをプレイする喜びをユーザーに与えることができる、やりがいのあるお仕事です。

・ゲームプランナーの場合

ゲームプランナーは、ディレクターの元、ゲームを実際に創り上げるための設計図である仕様書を作成したり、色んなパラメーターなどのデータ作成、時にはシナリオを描いたりキャラクター設定をしたりします。

デザイナーやプログラマーへ制作の指示をするプロジェクト全体の進行管理など、全体を把握しながら細かい事務処理なども行っていく立場です。

・ゲームプログラマーの場合

ゲームプログラマーは、プログラミングの技術を使って、仕様書に基づいてプログラムを作成していきます。

ゲームがバグが起こさず、仕様書通りに正しくプレイできる状態にするために豊富なプログラミングの知識でシステムを構築していきます。

プランナーとの意思確認、また時にはよりよいシステム構築のための積極的な提案などをしていきます。

絵が下手でもアニメに携われるお仕事は沢山あります

いかがでしたか?

アニメに携わる仕事は、単に絵を描く作業だけではありません。

多くのお仕事が周りにあり、アニメによって生み出される仕事があります。

アニメ制作会社で働いたり声優になったりするなどの直接的な仕事だけではなく、アニメの原作を生み出すことに携わる仕事や、アニメをより盛り上げるグッズやゲームなどを作る仕事など、様々な関連仕事があります。

あなたも大好きなアニメに囲まれて働く毎日を目指してみてはいかがでしょうか。

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